高校のときに出会って一撃で魅了された"In Green"の入ったアルバムを3年越しでようやく購入。
Volcano,I'm Still Excited!!っていうどうしょうもない名前のバンドだけど、すごく良いバンドです。 基本的にキーボード+ギター+ドラムっていう編成でポップな曲をやるバンドなんだけど、ヒネくれかたと妙に切ない感じがたまりません。 前述の"In Green"(USインディーポップ史上でも屈指の名曲だと思います)を筆頭にコーラスワークが素晴らしいのもキャッチーさを増してる要因、はっきり言えば歌が上手くない。そのうえベースいないからスカスカだけど、チープなそれが良い方向に向かいまくり。 これセンス。

Volcano I'm Still Excited

Volcano I'm Still Excited

ぼくにとっての「ポップ」とは何か、それの答えの一つを見つけた気になるアルバム。 コンパクトな2,3分くらいのポップな曲がポンポンと穏やかでも劇的でもなく自然に流れるこの感覚。これだよこれ。こういうのがぼくには必要なんですよ。
あと"In Green"のPVがチープすぎて笑えます(良い意味でも悪い意味でも)。
Polyvinylていうレーベルは本当に肩に力が入ってないバンドが多くていつも安心する。