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前回のつづき。
えーと、アレな状態だった増子兄さんが裏に帰ってくと同時に僕らもまたステージを見に行きました。 銀杏BOYZがやってました。 なんていうか、ゴイステは全く聞いたことが無いに等しい状態だったんで、どうなんかなぁ？ と半信半疑で見てたんですけど、うん。 かっこよかったです。 ミネタかっこよかったですよ。 ”東京” ていう曲と、最後にミネタだけステージに残って弾き語りで歌った ”人間” って曲が印象深かった。 終始、何かっぽいんだよなぁ…、と思ってたんですが、気付きました。 彼らどんどんエレカシ化してると思います。 ”東京”って曲は宮本が歌っても違和感なさそうな感じだったし。 とか言ったら怒られますか？
ここでチャイルドマシーンが場をつなぎに出てきました。 彼らが話してる時、楽器のセッティングが始まると、楽器の音が声の何倍もでかいんで、彼らの声が全く聞こえなくなるんですが、ここで彼らはリズムにあわせて踊りだしたりスピーカーの方をじっと見たりで、声が通るようになると 「紹介します、ドラムです」「紹介します、小粋なリズムです」「紹介します、ギターです」「いやぁ名曲ですね」などといってました。 なかなか場の空気もあってか、笑えました。
次。 目当てのバンドの一つブッチャーズ。 とりあえず最高でした。 彼らを見たのは2回目だけど、今回の方が良かった。 何よりセットリストが良かった
love supreme
JACK NICOLSON
birdy
sunn
ファウスト
っちゅうわけで今回見たかった曲は一通りやってくれました。 ”JACK NICOLSON”のイントロを弾き始めた瞬間に激鳥肌。 やっぱりこの曲はすげぇよ。 てかブッチャーズやっぱりすげぇ。 田渕ひさ子は相変わらずかわいらしいなぁと思いました。ええ。
んでLOST IN TIME。 ここからしばらくは連れがダウンしたので一人壁に張り付いて見てました（とは言ってもだいぶ前の方だった）。 タイムテーブルを見ればわかるんだけど、彼らは持ち時間が15分しかなかったんですよ。 よって2曲しかやりませんでした。 ボーカルの海北氏は「出させてくれって言ったら、出してもらえました（笑）」みたいなこと言ってました。 僕は”約束”という曲しか知らなくて、この曲が大好きだったんですが、いきなりやってくれました。 感動。 ちょうど彼らの時間帯が0時まわったくらいで 「もう始まったのはあれですね……」 とかなんとか言ったあとに 「昨日の事」 って言って”昨日の事”を始めました、ニクイねぇ。 初めて聴いた曲だったけども、かなり名曲すね。 こりゃあアルバム聴かなきゃなぁ。 あと本当に声が良いなぁって思った。 それとめちゃくちゃ歌がうまいと思った。 またいつか見たい。
次がfOUL。 ドラムがダイノジ大地の兄っつうわけで、ステージの袖にはダイノジの二人と増子兄（また）。 ってかあれだ、fOULめちゃくちゃよかった。 危うく物販でCD買うところだった、ってくらい良かった。 知ってる曲がラストにやった 「ケツからカフェインが〜」 の”wax&wane”だけだったけどそれでも全然楽しめたし、かっこよかった。 でも袖で踊りまくってるダイノジと増子兄が本当に気になった。
バンドのセットチェンジの間は芸人が出てくるかDJかだったんですが、ここの間のDJが最高でした。 とりあえずスパルタローカルズがかかってDJブース付近では早くも踊り狂う人がわさわさと。 次にナンバガの ”BRUTAL MAN” だったんですが、この曲が終わらないうちに（というかかなり中途半端なところで）、事もあろうに長渕の ”とんぼ” にかわりました（一部の人は合唱してた）。 場内爆笑。 その後サザン”エロティカ・セブン” ケツメイシ ”夏の思い出”と、なかなかたちの悪い（誉めてるんですよ）選曲で面白かった。
fOULとDJの興奮も冷めないうちにドーピング・パンダ。 まったくノーマークだったけど、これまたカッコよかったよー。 ボーカルの人のテンションがたまんなかったわ。 踊れるギターロックって感じだったから今回の中では異質な方だったんじゃないだろうか。 Jerry Lee Phantomが好きならきっと好きだと思います、俺がまさにそんな感じでした。 ラストの曲をやってるときに友人が復帰。 「これだれ！？ かっけー！」 としきりに言ってました。
ここで休憩をとることに。 ラフィンノーズて日本のパンクの大御所だよね？ てことくらいしか知らなかったんで。
ここで、またありえない展開というかなんというか。 ステージのあるホールとロッカーのある廊下の間には本当に小さなスペースがあるんですが、なんとまぁそこに増子兄さんがうずくまってましたよ、さすがに笑った、未だに酒らしき液体が入った瓶もってたし。 兄さんに気付いた女の子が声かけると 「水くれない？」 みたいな感じで、女の子は水を兄さんに与えて、兄さんは立ち上がって 「次、誰？」 ってその女の子に聴くと 彼女は「ラフィンノーズですよ」と言いました。 すると急に兄さんシャキっとして 「おう！マジ？じゃあ……」 といってホールに向かって行きました。 なんだこの人……。
長い。 もう今日無理。
