■ - さわらないでかまわないでさわらないしかまわない

kadu2004-07-30

やっぱりあれだな。こういうのは行ってからすぐに全部書くもんだよね。かなり忘れたよ。

ディーパーズはナラサキ氏がハンドマイクだったのに驚いた（最近はそうらしいと後に知る事になる）。曲が終わる毎に可愛らしい声で「サンクスッ」っていうのもなんか印象深かった。ものすごい長い曲をやってたんだけど、これが一番よかった。なんて曲かはわかんないよ。その後ラストの曲だと言われて「えーー」てなる客に向かって「だって長い曲やっちゃったんだからしょうがないじゃん」と言うナラサキは非常に可愛らしかったです。終わった後、俺のうしろで見てた人達が「このバンドはメロディだいなしだよね、ずっとデス声でやってりゃいいのに、もったいない」とか言ってた。次に聞こえてきたのが「ボーカルの人、なんかIZAMみたいだったね」で笑った。

んでHUSKING BEEだ。はっきりいって大満足でしたよ。 ”#4”で始まったのが最高によかった。
#4
摩訶不思議テーゼ
新利の風
NEW HORIZON
THE SUN AND THE MOON
the steady-state theory
っちゅうわけで、日本語詞を取り入れた以降の代表曲の連打。イントロ鳴るたびにうわああー！！ってなりっぱなし。てか ”新利の風” が生で聴けた感動ったらない。ハスキンがますます好きになった。

セットチェンジの間のカリカを見る。ボケの人（ゆら帝の坂本さんにそっくり）がべろべろに酔ってて、ネタもまともにやらずに、9割下ネタでした。秋葉原的アニメプリントのタンクトップでした。ツッコミの人はスーツでした。
で休憩することに。近所のコンビニでアイスとビール。でもBAZRAよかったらしいですね……。この辺りでもう夜は明けて明るくなってきてました。

ステージを見に戻るとルード・ボーンズがやってた。早朝5時だっつうーのに超タテのり。壁に寄掛ってふわーふわーと見てました。

ここでオイ・スカルメイツの人がDJしてました。下ネタ満載。とりあえずキヨシロー＆教授の ”い・け・な・い・ルージュ・マジック” が聴けたのがとてもよかった。

次。 DMBQ。最高。まじで最高。衝撃度はかなりだった。てか音源を ”極東最前線のテーマ” しかしらなかったので、大して楽しみにしてなかったのに。爆音に重なる爆音。轟音に重なる轟音。絶叫に重なる絶叫。そんで超絶技巧。そして極めつけが、過剰なまでのエンターテインメイント性！！！ラスト曲（とは言ってもどこからラストかわからなかったけど）でボーカル（増子弟）がガスマスクのようなものをかぶって歌いだし（というか叫びだし）、ベースはスピーカーに昇り。ギターはますます狂っていく中。増子氏が客席にダイブ！！ステージに戻ってきてもドラムセットのシンバル類をステージど真ん中に移動し始める。もちろん他の人は演奏続けてますよ。で、一通り移動させ終わったあと、ドラムの人をドラムの席からどかし、増子弟はドラムを叩き出しました。どかされたドラムの人はステージ中央でさっき移動させたシンバルを乱れ打ってます。ギターの人はいまだ狂ってます。ベースの人はスピーカーの上です。想像してください。最高じゃないですか？とにかく興奮した。たぶん今回見た中でもう一回同じバンドが見れるとしたら彼らを見たい。新メンバーのドラムはまた女性でした。

この興奮の所為で次のピーズの最初の方の記憶が、薄い……。はるさんが「年寄りは朝につえーんだよー」とか「口約束とは恐ろしいもんだ」とか言ってた。とりあえず ”グライダー” が聴けたことに関しては、感動としか言えません。

そんであれだ。ここでダイノジと中込さんが出て来て、終わりですとかなんかいろいろ善い事言ってた。「生きててよかった」っていうセリフが最高にいい言葉だなぁと思った。そういえば中島らも氏のこともなんか言ってたなぁ……。

ラスト。フラワーカンパニーズ。はっきりいって俺は彼らを誤解してた。ろくに曲も聴かずに普通のパンクだと思ってた。謝りたい。最高に素晴らしいバンドだった。よさほいのほーい（”真冬の盆踊り”）の盛り上がりは多分あの日最高だった。実際最高に楽しかった。あと「生きててよかった」と連呼する新曲 ”深夜高速” っていう曲が良すぎて泣けた、ゾクゾクした。とりあえず9月に出るらしいので、買う。会場で先行販売してたから買えばよかった……。あとボーカルが靴と靴下を客に投げた。でも終わった後に「靴かえしてくれ！」ってことになって、ステージに向かって靴が飛んでいってた。靴下が片方返ってこなくて「おーい！！」って言って焦ってた。フラカン、大好きになった。

と、まぁこんな感じだったよ。楽しかったなぁ。たしか終わったのが午前7時。通勤の人は迷惑そうだったよ。