フジやらサマソニやら行ったはいいが、「楽しかった」という感情が先行してしまい、冷静に振り返れない。その辺はそのうち。とりあえず夏が暮れてくるにつれ、忙しさと本当にやらなくてはならない時期が近づいてきた。やってやろうじゃないかい。少しくらい貪欲さを手に入れよう。
 
 でも人となりを変えるつもりなど毛頭ない。いつもどうりいれることを嬉しく思う。
 CDを売って小銭をつくるも、それがまた中古CDやら本やらに消えていく悲しい体たらく。悲しいのにこの奇妙な満足感。こわいですね。最近やはり日本語の響きや、ポップである音楽にますます惹かれていくのが自分でもわかる。「わかる」ってことはやっぱり重要なことなんだ。「わかるふり」なんか音楽やマンガとかにしてるヒマはないのだ。
 それを踏まえて最近良く聴いているのがWE ARE!の新譜、ジェームスブラウンの60年代のライブ盤に、図書館の新譜。どれもベクトルは違えど、聴いてると力がもらえる気がするんです。

Treatment Journey (トリートメント ジャーニー)

Treatment Journey (トリートメント ジャーニー)

Live at the Apollo

Live at the Apollo

図書館の新世界

図書館の新世界

 んで今はランタンパレードを遅まきながら初めて聴いているんだけど、好きだな、これは。多作すぎるからいったいどんなことをやっている人なのかわからなく、それ故敬遠していたんだけど、失敗だったのかもしれない。豊富すぎる音楽語彙はもちろんびっくりしてしまうんだけど、ふとした瞬間の言葉選びに嫉妬してしまう。“死んだら人生語って良し セレブをくそまみれに”。嗚呼ああこんなところにもパンクスがいたのですね。