にせんねんはあまり音源で聴かない。 とくに『ろくおん』以降はそう。 久方ぶりにひっぱりだして聴いたけど、バリバリとクリップしまくりのノイズの嵐は気持ちが良い、かっこいい。 それはやっぱりリズムのストイックさがあってのものだな、と。 そんなことよりあの3人の女の子が演奏しているという点がこのバンド最大の特徴でありチャーミングポイントであり、これは名高いジャーナリストが「クラウトがなんちゃら云々〜」とか理詰めな大絶賛をしたところで、絶対に無視できないのだ!てかそんなのは後付でいいよ。たしかにそういうのが好きな人にはたまらない音を持ったバンドだけど。 でもこれは天然でしょ、こういうのは。本人達もジャーマンな音が好きなようだからそれは当然だと思うけれど、それ以上に女の子であることが勝因。 視覚的な要素ってことじゃないよ。 女の子であるってことが重要。 ルックスももちろんあるけど、それも女の子故。 ってことはライブの方が破壊力が桁違いなのもそれを踏まえると当たり前なんだ。 だからにせんねんはあまり音源で聴かない。

ろくおん

ろくおん

でもこうやって久々に聴くと、あながち聴きたい瞬間が多いかも、とか、思ったり。 もうどっちでもいい。 放棄だ放棄。 ギェーー。