忙しさ、これがこんなにもツライもんだとは知りませんでしたよ。 ががががが。 人間ってのは人それぞれに色々なものに対する許容量ってもんがあると思うんですが、俺のそれは決定的なまでに少ないんですよ。 ぼくのCPUは128メガくらいです。 作業テーブルが小さくて置いたコップやハサミやボンドがドダンドダンと落ちていく。 落ちていくのを見てケタケタ笑う。 ケタケタ。 面白いのは自分だけだが、それもまたいいじゃないかと開き直るとキーボードを無意識に乱打する自分の幻影。 冷静。 そうなったら最後、自己嫌悪と生ゴミの匂いが部屋に立ち込める。 どかんと壊れたところで口癖は「さぁね?」。 そうなんです。 旅に出たい。 出たい。 ルイス・I・カーンの建築は大胆でかっこいい。 ぼくはああいう人間になれるならなりたい。 そうか? どちらかというとコルヴィジェの建築か。 そうか、そうなのか。 眠い。