「峯田がエレカシ宮本化してきてる」と、半年くらい前に言ってた時期がありましたが、それは半分、いや10分の1くらいしか当たってなかったみたいですね。 あー石とかゴミとか投げつけないでください。 というわけで銀杏BOYZ聴いてみました。 ゴイステの『さくらの唄』を聴いたときは正直なところあまり好きになれなかったんですが、銀杏BOYZは全然アリですよ。 自分でもびっくりした。 どうせ40分くらいのアルバムを2枚同時発売だろ?とか思ってたけど、2枚とも70分オーバーっていうボリュームにクラクラしてしまったよ。 2枚続けて聴くと非常に疲れるってのが困ったもんです。 続けて聴いてみたいってのがもっと困ったもんだ。
ゴイステが個人的にイマイチだった理由が「なんだよー青春で初期衝動爆裂みたいな売り文句なのに音が全然小奇麗だなー(=ぬるい)」ってことでして、その点この銀杏BOYZはですね、音がアホみたいに汚いんですよ。 こっちの方が断然意味があると思いますよ。 よっぽど初期衝動。 あと7分を越える曲が結構あるのにも驚いた。 歌詞もなんかすごいなぁ。 「WEEZER ピーズ BUZZCOCKS じゃがたら聴いてグリーン・デイ」とか狙ってんのか素なのかわからん。 でも峯田とかホントに音楽好きなんだろうなぁ。 ”あの娘に1ミリでもちょっかいかけたら殺す” って曲のアウトロでPIXIESの ”DEBASER”のイントロを、”援助交際”のアウトロでTHE JAMの ”IN THE CITY”のイントロを拝借してるし。 最近のバンド写真はいっしょにレコードいっぱい写ってるし(ダイナソーやプリンスやINUやポリス、果てには三上寛まで)。
それと夏にダイノジロックで見たときにやたら印象に残ってた曲 ”人間” と ”東京” が両方とも10分くらいある曲で、たまげた。 にしても両方ともほんと良い曲だなー。 峯田やっぱカリスマだわ。(という取ってつけたような感想)

君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命

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